数四半期内の米・世界成長再開、十分な可能性=米財務長官

2009年 07月 14日 04:44 JST
 

 [ロンドン 13日 ロイター] ガイトナー米財務長官は13日、米国および世界経済は向こう数四半期で成長を再開する十分な可能性があるものの、この見通しには依然としてかなりのリスクがある、との認識を示した。

 ガイトナー長官はブラウン英首相やダーリング財務相と会談。その後、同財務相との記者会見で景気支援策が奏功し「回復に向けたより良い基盤」が築かれつつあると述べた。

 景気の二番底リスクを懸念しているかとの問いに対し長官は「依然としてかなりのリスクと困難が今後控えていると考えている」と答えた。

 その上で「非常に強力な一連の政策が実施されている。米経済と世界経済が向こう数四半期で回復し、再び成長する可能性が非常に高いと思う」と述べた。

 ダーリング財務相は「われわれは前進している。成功しつつある。しかし世界には大きな不透明性が残っている」との認識を示した。

 ガイトナー長官は、世界の主要国が景気刺激に向けた必要な措置に関して大筋で合意し、これまでに取られた措置は回復の基盤に貢献したと指摘。

 「中核的な要素について非常に強い意見の一致があったと思う。嵐の勢いを止め、抑制する上で政策は大いに効果を発揮した。米国では回復に向けたより良い基盤が見え始めたと考える」と語った。

 ガイトナー長官とダーリング財務相は、先進国首脳は各国が取り入れている景気刺激策について、9月の米ピッツバーグで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合で協議する予定と述べた。

 
 
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