米インテルの第2四半期は利益・売上高ともに予想上回る

2009年 07月 15日 09:23 JST
 

 [サンフランシスコ 14日 ロイター] 米半導体大手インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)が14日発表した第2・四半期決算は、特別項目を除いた利益と売上高がともに市場予想を上回った。特にアジアで個人向けパソコン(PC)の需要が強くなったことが寄与した。第3・四半期の業績見通しも市場予想を上回り、ハイテクセクターにとって幸先のよい内容を示した。

 同社株は時間外取引で8%急伸、S&P株価指数先物とアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)(AMD.N: 株価, 企業情報, レポート)などのハイテク株を押し上げている。

 第2・四半期の1株当たり利益(特別項目除く)は0.18ドルで、ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の0.08ドルを上回った。

 特別項目計上後の純損益は3億9800万ドル(1株当たり0.07ドル)の赤字。欧州委員会が5月に、欧州連合(EU)の競争法に違反したとして同社に科した制裁金14億5000万ドルに関連した費用を計上したことが響いた。前年同期は16億ドル(1株当たり0.28ドル)の黒字だった。

 売上高は80億ドル。前年同期比15%減少したものの、アナリスト予想の72億7000万ドルは大きく上回った。

 スミス最高財務責任者(CFO)はロイターに対し、PC市場が上向いていることなどが好決算に寄与したと説明。個人向けPC市場やアジア太平洋地域および中国に「比較的強い部分」が見られると話す一方、法人向け市場は引き続き弱く、今年後半も大きな変化は見込まれないと述べた。

 第3・四半期の見通しについては、売上高が81億─89億ドルと予想。ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想平均78億2000万ドルを上回った。粗利益率の見通しは53%プラスマイナス2%ポイント。第2・四半期は51%だった。

 インテルのマイクロプロセッサーは世界のPCの4分の3以上に搭載されており、同社の決算は世界PCセクターの指標となる。  続く...

 
 
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