今日の株式見通し=続伸、ハイテク中心に輸出関連を選好する地合い

2009年 07月 16日 08:26 JST
 

 [東京 16日 ロイター] きょうの東京株式市場で日経平均は続伸しそうだ。前日の米株式市場が、主要企業の決算が予想を上回ったことなどを背景に大幅続伸となったことから、東京市場もその流れを引き継ぐ展開が予想される。

 また、為替が円安方向となっていることを背景に、ハイテクを中心に主力輸出関連株が買われやすいという。原油価格の反発を受け、資源関連も物色されそうだ。一方で、米企業決算の発表がまだ続いていることもあり、買い戻しが一巡した後はもみあう展開が予想されている。

 日経平均の予想レンジは9350円─9550円。

 前日米株式市場はダウ工業株30種が3.07%高、ナスダック総合指数は3.51%高、S&P総合500種は2.96%高と3つの主要指数が大幅続伸となった。14日に発表されたインテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)の四半期決算が予想を上回ったことで、ハイテク関連の支出回復や企業の利益率改善への期待が高まったことが背景。

 予想を上回る米企業決算を背景に、S&Pは今週に入り6.1%上昇している。

 東京市場では、こうした米株価の上昇基調を受け継ぐ形で堅調な値動きが予想されている。大手証券の株式トレーダーは「15日は主力株の戻りが鈍かったが、その分も含めてきょうは上昇するのではないか」との見方を示している。外為市場でドル/円が94円前半、ユーロ/円が132円後半と円安方向となっていることから、引き続きハイテク関連を中心に買いが入りやすいとみられている。また、米原油先物が1バレル=62ドル付近に反発していることから資源銘柄も選好されやすいという。

 さらに、きょう発表予定の第2・四半期の中国国内総生産(GDP)が強ければ、中国関連銘柄が買われそうだ。ただ、「戻り売りが上値を抑える可能性もある」(株式トレーダー)と指摘されている。

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

 
 

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