日経平均8日続伸、過熱感もあり1万円には届かず
[東京 24日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は8日続伸となり、9900円台で大引けた。米株高と円安基調を背景に朝から買い先行となった半面、急ピッチの上昇に対する警戒感も根強く、心理的なフシ目となる1万円には届かなかった。
午後は香港などのアジア株の伸び悩みも下押し圧力となり、先物に断続的な売りも出たという。
市場では「短期筋の売買が中心であり、ポジションを閉じるのも速い。急ピッチな上昇で短期的な過熱感も出ている」(準大手証券トレーダー)との声が聞かれた。
東証1部騰落数は値上がり1269銘柄に対して値下がり319銘柄、変わらずが109銘柄。東証1部売買代金は1兆6102億円だった。
きょうは高値圏での推移ながら「週末を控え、1万円を前にいったん利益確定売りも出た」(国内証券)という。市場では「大引けにかけて先物にまとまった買い戻しが入り再度上値を試したが、米国市場に過熱感が高まっていることなどを考えれば、この水準から買い上がる投資家は少ない」(大手証券エクイティ部)との声がきかれた。
来週以降、国内企業決算が本格化するが、みずほ証券エクイティ調査部シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は、4─6月期業績の改善はかなりの部分を織り込んでいるとみている。「決算を受けて個別銘柄は物色されるかもしれないが、指数全体では通期の上方修正などが出ないと新たな買い材料にはならない」と述べた。
十字屋証券資金運用グループ・チームリーダーの岡本征良氏は、4─6月期の企業業績は改善が期待できる一方、GDPなどマクロ面での改善も確認する必要があると指摘。「8月は4─6月期のGDPが発表されるほか、総選挙もある。国内要因が徐々に市場心理に影響してくるのではないか」とみている。
業種別では、電気機器、海運、非鉄金属、自動車が高い。電気・ガス、銀行、食品はさえない。 続く...
株式市場、短期リバウンドも
米国株や為替などの外部要因が落ち着けば、売られ過ぎの反動でいったん自律反発に転じる可能性も。 記事の全文













