バーナンキFRB議長再任、オバマ大統領は決断急がず

2009年 08月 7日 15:29 JST
 
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 [ワシントン 6日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は2010年1月31日に4年の任期が切れる。市場では再任論が台頭しているが、オバマ大統領は決断を急がない構えのようだ。

 多くの投資家は再任への期待を示唆しており、オバマ大統領がバーナンキ議長を早期に再任して、不透明感を払しょくするよう望んでいる。

 しかしオバマ大統領は検討に時間をかけ、クレジット危機発生に議長が果たした役割や、経済の状況などを慎重に見極めるとみられている。

 全米独立地域銀行協会(ICBA)のカムデン・ファイン会長は「8月が過ぎても発表がなければ、市場は動揺するだろう」と話している。

 ブッシュ前大統領がグリーンスパン氏の後任としてバーナンキ氏を指名したのは10月末だった。金融危機を受けてFRBの信認が傷ついたことから、オバマ大統領は独自の人事を検討しているともされている。 

 <市場は再任を支持> 

 金融市場のバーナンキ議長への評価は高く、再任の可能性は約80%とみられている。議長が代われば、失業率の低下を重視し、高インフレを容認する政策をとりかねず、長期金利上昇につながる可能性がある。

 さらに、バーナンキ議長は既に、インフレを誘発しない形での出口戦略を描いているが、別の人が議長になれば違う道をとるかもしれない。   続く...

 8月6日、バーナンキFRB議長(右)の再任について、オバマ大統領(左)は決断を急がない構えのようだ。4月撮影(2009年 ロイター/Larry Downing)
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