円高の景気影響を注視、デフレへの逆戻りも警戒=菅国家戦略相
[東京 29日 ロイター] 菅直人・副総理兼国家戦略担当相は29日、閣議後の会見で、為替相場について安定的な推移が望ましいとの認識を示し、円高が経済に与える影響についてしっかりみていかなければならないと述べた。
また、物価下落が続けばデフレに逆戻りする懸念があると述べ、物価動向は警戒心を持ちながら今後の動向を注視する考えを示した。
<為替は安定推移が望ましい>
円高が進行している為替相場について菅担当相は「できるだけ安定的な推移が望ましい」とし、現時点での相場は見ていないとしながらも「(相場は)少し安定してきたのかなという認識を持っている」と語った。そのうえで最近の円高が経済に与える影響については「輸出を中心とする企業にとっては厳しい側面もあるし、逆に輸入の多い分野ではある種の負担の軽減もあり、景気に対する影響もしっかり見ていかなければならない」と注視する姿勢を示した。
<デフレへの逆戻りを警戒>
今朝発表された8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI)は前年比2.4%低下となり、4カ月連続で過去最大の下落率を更新した。
下落幅が拡大している消費者物価動向については「(下落が)もし続くとすれば、いわゆるデフレという状況に逆戻りする懸念もあるので、そういう警戒心を持ちながら今後の動向を注視していきたい」と語った。
<来年度予算は景気刺激型に、今年度後半も場合にはよっては対応> 続く...




















