ドル反発、対ユーロで14カ月ぶり安値から戻す=NY外為市場

2009年 10月 21日 07:28 JST
 
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 [ニューヨーク 20日 ロイター] 20日のニューヨーク外為市場ではドルは不安定な取引のなか反発し、対通貨バスケットで14カ月ぶりの安値から戻した。欧州とアジアの政策担当者がドル安に言及したほか、オプション絡みのドル買いでドルは主要通貨に対し節目を割り込むことを免れた。

 ドル安に対する懸念を背景にカナダ銀行(中央銀行)はこの日、政策金利を過去最低に据え置くことを決めた。これを受け、米ドルはカナダドルに対し、2%超上昇した。

 企業決算は好調だったものの、物価と住宅関連の統計が弱かったことで米株は下落。このため、低利回りのドルを売り、経済回復と密接に関連している高利回り通貨を買う動きが弱まった。

 米国の記録的な低金利が来年以降も続くという観測のほか、世界の基軸通貨としてのドルの地位に関する懸念を背景にドルは今年、軟調地合いが続いている。

 スコシア・キャピタル(トロント)の為替主任スティーブン・バトラー氏はドル相場について「調整すべき時期はとうに過ぎている。しかし、この水準からさらなる追随があるかどうか見極めるため、数日待つ必要がある。ユーロが1.48ドルに押し戻されたら、魅力的な水準でユーロを買う好機かもしれない」と述べた。

 ドルの対通貨バスケット(主要6通貨で構成)相場は14カ月ぶり安値の75.103から回復し、終盤は前日比ほぼ変わらずの75.532。

 同バスケットの最大構成通貨であるユーロは対ドルで0.2%安の1.4931ドル。一時1.4994ドルの14カ月ぶり高値を付けたが、1.50ドル近辺のオプション絡みのユーロ売りで下落した。

 ドルは対円で一時90.08円まで下げたが、0.5%高の91.07円まで上昇。終盤は0.1%高の90.70円。   続く...

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