米GMが加マグナへの独オペル売却を取り止め、引き続き保有へ

2009年 11月 4日 09:49 JST
 

 [デトロイト/フランクフルト 3日 ロイター] 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)[GM.UL]は、傘下の独オペルをカナダの自動車部品大手マグナ(MGa.TO: 株価, 企業情報, レポート)などに売却することを取り止め、引き続き保有すると発表した。

 GMは取締役会でこの方針を決定した。事業環境の改善とオペルの戦略的な重要性を理由に挙げた。

 GMは自社によるオペル再編費用を約30億ユーロ(44億1000万ドル)としている。

 GMのヘンダーソン最高経営責任者(CEO)は「GMは近くドイツなどの政府に再編計画を提示する。好意的に検討されることを期待している」との声明を発表した。

 マグナが率いる企業連合へのオペル売却をめぐっては、欧州連合(EU)が、この計画の支援に向けたドイツ政府の融資条件をめぐり懸念を表明していた。

 GMの取締役会はマグナとロシアのズベルバンク(SBER03.MM: 株価, 企業情報, レポート)にオペル株式55%を売却することを決定していた。

 ドイツ・ヘッセン州のコッホ首相は、GMがマグナへのオペル売却を取りやめたことについて怒りを表明。GMに対し11月30日までにつなぎ融資を返済するよう要請した。

 マグナはGMの決定についてコメントを控えた。

 
 
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