低金利を長期間維持、米経済は引き続き上向いている=FOMC声明

2009年 11月 5日 07:26 JST
 

 [ワシントン 4日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は4日、連邦公開市場委員会(FOMC)声明を発表し、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を予想通り0─0.25%に据え置くとともに、引き続き金利を長期間(for an extended period)ゼロ付近に維持する方針を示した。据え置き決定は全会一致だった。

 景気回復の継続に一段の確信を示し、経済は前回の9月会合以降「引き続き上向いた」との見方を示した。その一方で景気回復は緩やかとなる公算が大きいとの懸念を表明した。

 声明は「家計支出は拡大しつつあるもようだが、雇用喪失の継続、弱い所得の伸び、住宅資産の減少、信用のひっ迫によって依然抑制されている」とした。

 政府機関債を約1750億ドル購入するとし、従来の最大2000億ドルから規模を縮小した。

 声明を受け、米株は一時上げ幅を縮小した。米国債は急落。ドルは対ユーロで下げ幅を拡大した。

 イートン・バンスのチーフエコノミスト、ロバート・マッキントッシュ氏は「サプライズは何もなかった。あったとすれば、近く利上げに踏み切ることを示唆するものがまったくなかったことだ。利上げまでFOMCはまだ何度も開かれるだろう」と述べた。

 今回の声明は、家計支出は「拡大しつつあるもよう」とし、「安定化しつつあるもよう」としていた9月の声明より楽観的な見方を示した。

 一方で、引き続き政策金利を長期間にわたり異例に低い水準に維持する方針について、理由を一段と明確に示し、経済資源の利用が低水準であることやインフレ傾向の抑制、安定的なインフレ期待を挙げた。  続く...

 
 
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