インドはなぜ、IMFから金を購入するのか
[ムンバイ 3日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は、保有する金200トンをインド準備銀行(中央銀行、RBI)に67億ドルで売却した。インドの金保有高は世界の中銀の中で10位に浮上した。
<インドはなぜ、IMFから金を購入するのか>
アナリストが指摘する理由の1つは、金の保有高を拡大するためだ。
今回のIMFからの金購入により、インドの金保有高が外貨準備に占める割合は、4%近辺から約6%に上昇する。これは先進国の大半の国のシェアを大幅に下回る水準だが、中国のシェアの4倍に当たる。
インド中銀が保有する外貨準備は、10月23日時点で2855億ドルで、うち金は100億ドル強にすぎない。最新のデータによると、インドは09年3月31日時点で357.8トンの金を保有していた。
インドは1991年の国際収支危機後に金保有を増やし、1994年には外貨準備に占める金のシェアは20%以上に達していた。その後は、外貨準備の急増に伴い、金のシェアは大幅に低下している。
もう1つの理由は、IMFでの議決権拡大に向けたインドの思惑だ。
経済規模が1兆2000億ドルに急激に拡大する中で、インドは他の新興国とともに、世界経済への影響力強化を求めている。 続く...












