第3四半期の米労働生産性、6年ぶりの大幅な伸び

2009年 11月 6日 02:48 JST
 

 [ワシントン 5日 ロイター] 米労働省が5日発表した第3・四半期非農業部門労働生産性・労働コスト速報値は、生産性の伸びが年率換算で前期比プラス9.5%と、2003年第3・四半期以来6年ぶりの大幅な上昇となった。

 ロイターが集計したアナリスト予想はプラス6.4%だった。第2・四半期はプラス6.9%だった。

 ナイト・エクイティ・マーケッツのマネジングディレクター、ピーター・ケニー氏は「(生産性の伸びは)底堅さと成長を示唆しているが、より少人数で多くのことを行っているというマイナスの意味合いもある」と指摘。「より効率の高いモデルが追求される中、完全雇用の達成には一層時間がかかるだろう。生産性の向上に従い失業も徐々に増えると予想すべきだ」と述べた。

 項目別では、製造業の労働生産性がプラス13.6%と過去最大の伸びを示した。

 米連邦準備理事会(FRB)が注視する単位労働コストの伸びは前期比マイナス5.2%となった。アナリスト予想はマイナス4.0%、第2・四半期はマイナス6.1%だった。

 時給は前四半期比プラス3.8%となったが、インフレの影響を調整した実質時給はプラス0.2%にとどまった。

 前年同期比では非農業部門労働生産性がプラス4.3%、単位労働コストはマイナス3.6%だった。

 
 
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