来週の株式市場、国内景気の先行き不安などで売り警戒
[東京 6日 ロイター] 来週の東京株式市場で、日経平均株価は軟調もみあいとなりそうだ。機械受注や景気ウォッチャーなど経済指標などが注目され、設備投資や国内消費への不安が強まれば株価の下押し要因につながると予想される。
引き続き国内企業の決算発表が材料視されるなか、金融機関の決算発表が集中することから、増資の必要性がポイントとみられている。これらのほかヘッジファンドの決算に伴う手仕舞い売りに対する警戒感が上値を抑えるとの見方が出ている。
日経平均の予想レンジは9500―1万円
5日の米株市場でダウが1万ドルに回復したものの、6日の東京市場で日経平均は小幅高にとどまり、TOPIXはマイナス圏となったことが市場関係者の波紋を呼んだ。大手証券の株式トレーダーは、日本株と米国株との相関性について「米国株が下げた場合には日本株も連動するが、米国株の上昇にはついていけない」とみている。
10月以降も薄商いで、日経平均の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は低下傾向が続いている。日経225オプション11月物のストライク価格9750円のプット、コールともに22―23%付近に低下し、動意の薄さを示している。
9日―13日は、引き続き手がかりが乏しいなか、国内企業の決算発表のほか、9月機械受注(11日)や10月企業物価指数(12日)など経済指標も材料視されそうだ。6日の取引でやや上昇すると機関投資家の売りがみられたが、大手証券の同トレーダーは、そうした売りが週明けも続くとみている。下値ではショートカバーも予想されるが、長続きしないとの見方を示す。
13日には金融機関の中間決算が集中する。のぞみ証券ディーリング部長の村井隆彦氏は、商業圏の不動産について不良債権化の見方が高まっていると指摘。また、銀行株に関しては「増資が必要になってくるとの見方が強まれば波乱になる」とみている。
みずほ総研シニアエコノミストの武内浩二氏は、補正予算の執行停止や過去最大の減少幅が見込まれる冬のボーナスなど悪材料が多いなか、国内景気の先行き不安も強まっているとし、「10月景気ウォチャー調査(10日)や同消費動向調査(13日)が悪化すれば、国内消費への不安を強める材料となる」との見方を示す。 続く...
株式市場、短期リバウンドも
米国株や為替などの外部要因が落ち着けば、売られ過ぎの反動でいったん自律反発に転じる可能性も。 記事の全文













