長期金利が上昇:識者はこうみる
[東京 9日 ロイター] 9日午後の円債市場で、長期金利は前日比1.5bp高い1.460%に上昇、8月10日につけた直近高値に達した。買い手不在の状況となる中、売りが出て相場を押し下げているという。市場関係者のコメントは以下の通り。
●テクニカルな抵抗線上抜け
<バークレイズキャピタル証券 チーフストラテジスト 森田長太郎氏>
好不調を示す「テール」が14銭に拡大した5日の10年利付国債入札(表面利率1.4%、303回債と銘柄統合)後の流れが続いている。入札直後の6日には地域金融機関からとみられる押し目買いも観測されたが、相場反転の勢いに乏しい。日米で供給イベントが予定されており、需給不安が払しょくできない状況となっている。
これまでも長期金利は需給や海外金利を手掛かりに調整する場面があった。今年6月の1.56%や8月の1.46%がそれにあたる。足もとでテクニカルな抵抗線を抜けてきており、目先の1.5%台前半も視野に入ってきた。
ただ、ファンダメンタルズや物価トレンドによれば、長期金利1.5%は長い目でみればサポートされそう。長期金利が短期的に上抜けしても長期的な金利上昇トレンド入りには懐疑的だ。
●日米供給イベント迫り警戒
<みずほインベスターズ証券 シニアマーケットエコノミスト 落合昂二氏> 続く...
株式市場、短期リバウンドも
米国株や為替などの外部要因が落ち着けば、売られ過ぎの反動でいったん自律反発に転じる可能性も。 記事の全文













