NYドル下落、ユーロ/ドルは1.50ドル突破

2009年 11月 10日 07:43 JST
 

 [ニューヨーク 9日 ロイター] 9日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが下落し、主要通貨バスケットに対して15カ月ぶり安値をつけた。また、ユーロ/ドルは1.50ドルを突破。先週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、世界経済の回復が確実になるまで各国が景気刺激策を継続することで合意した。これを受け、世界的に政策金利が低水準にとどまるとの見方が広がり、資金が株式や原油、金、高金利通貨にシフトした。

 主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧ニューヨーク商品取引所)のドル指数は、2008年8月以来の水準に下落した。

 ユーロ/ドルは1%高の1.4992ドル。一時1.5020ドルをつけ、年初来高値の1.5061ドルに迫った。

 ポンド/ドルは0.8%高の1.6751ドル。ドル/カナダドルは1.7%安の1.0564カナダドル。

 ドル/円は0.1%高の89.99円。豪ドル/米ドルは1.2%高の0.9296米ドル。

 グローバルビュー・ドット・コムのジェイ・メイスラー氏は「米連邦準備理事会(FRB)が近い将来金融引き締めに動くリスクはなく、ドルはさらに下落するだろう」との見方を示した。 

 アナリストは、10月の米失業率が26年ぶり高水準となる10.2%を記録したことから、当局者は当面低金利政策を維持する意向と指摘している。

 メイスラー氏は「現時点で焦点は雇用と景気。ドルの下落が秩序だっている限り、米国はドルを支えることはないだろう」と指摘した。  続く...

 
 
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