インタビュー:合意に向け気候変動会議出席も=米大統領
[ワシントン 9日 ロイター] オバマ米大統領は9日、ロイターとのインタビューに応じ、12月にコペンハーゲンで開催される国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15、コペンハーゲン会議)に関して、枠組み合意するかどうかの瀬戸際で、自身の参加が合意達成に向けた一助となるなら出席するとの意向を示した。
大統領は「すべての参加国が誠意を持って交渉に臨んでおり、意義ある合意に向けてあと一歩の段階で、私のコペンハーゲン参加が合意への後押しになると確信できれば、必ず出席する」と述べ、参加に向けこれまでで最も強い意欲を見せた。
大統領は、温暖化ガスの排出上限設定をめぐり、野党共和党だけでなく与党民主党の一部議員からも強い抵抗に直面しており、コペンハーゲン会議前の温暖化対策法案の上院可決は困難と認識している。
欧州諸国は、米議会での温暖化対策法案の審議が遅れていることを懸念しており、コペンハーゲン会議に関しても、合意が最終的にどれほどの重要性を持つかをめぐり懐疑的な見方が広がっている。
これに対しオバマ大統領は「枠組み」合意がなされると楽観的な見方を維持していると主張。「問題は、今後も継続的な進展が可能となるなるような、一連の原則を打ち出し、基盤を作ることが出来るかどうかだ。私は達成できると信じている」と述べた。
また大統領は、なんらかの合意について残っている障害を取り除く上で、今月のアジア歴訪での中国首脳との会談がかぎになると明言。「世界の2大温暖化ガス排出国である米中にとって、他の排出大国である欧州や将来的に排出大国となる可能性のあるインドなどと共に、すべての国々が賛成できる枠組みを構築することが重要だ」と指摘した。
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