米軍基地の乱射事件容疑者、アルカイダ支援者と接触か
[ワシントン 9日 ロイター] 米テキサス州のフォート・フッド陸軍基地で13人が死亡した銃乱射事件の容疑者が、アルカイダを支援するイスラム教聖職者と接触していたことが分かった。中央情報局(CIA)は、事件前に連邦捜査局(FBI)などにこの情報を伝えていたという。
複数の情報筋が9日明かした。
それによると、陸軍精神科医のニダル・マリク・ハサン容疑者(39)は、イエメンのイスラム教聖職者、アンワル・アウラキ師と昨年後半から連絡を取り始め、情報をつかんだCIAが両者の通信を傍受していたという。
アウラキ師は、反米主義的な説教やアルカイダへの支援で知られている。
関係者は、パレスチナ系のイスラム教徒であるハサン容疑者が、何者かの指示で計画的に犯行を及んだことを示す証拠はないとしている。
司法省やFBI、陸軍からは、事件前にハサン容疑者に関する情報を情報機関から受けていたことについてのコメントは得られていない。
フォート・フッド陸軍基地の関係者は、ハサン容疑者が発砲を始める直前、アラビア語で「神は偉大だ」などと叫んでいたと明らかにしているが、同基地のコーン司令官は、事件がテロ攻撃と判断する証拠はないと話している。
政府関係者によると、この事件は軍事法廷で裁かれることになるという。
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