2年後の英インフレ率は約1.6%の見通し=中銀インフレ報告

2009年 11月 11日 21:22 JST
 

 [ロンドン 11日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)は11日発表した四半期インフレ報告の中で、金利が金融市場の予想通りに来年半ばから徐々に上昇すれば、2年後のインフレ率は目標の2%を下回るとの見通しを示した。

 金融政策委員会は、2011年末までにインフレ率が目標を上回るリスクと下回るリスクはほぼ均衡している、とも考えており、一段の量的緩和を直ちに実施する必要性が薄いことを示唆している。

 報告は「過去の金融・財政政策による相当量の刺激とポンドの下落にけん引され、生産が回復する可能性が高い」としつつ、「しかし、銀行融資の供給における制約とバランスシートへの懸念が支出を圧迫する」と予想している。

 インフレ報告のチャートによると、インフレ率は今後数カ月間で2%を上回る水準に急上昇した後、中期的には1.6%前後に低下する見通し。

 インフレ率の見通しは、2010年第2・四半期の金利が平均0.6%で、2011年第3・四半期には2.9%に上昇するとの金融市場の予測に基づいている。

 英国の国内総生産(GDP)については、2010年初めにプラスに戻り、2011年末には約3.75%に加速すると見込んでいる。

 
 
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