ファミリーMがam/pm買収、首都圏中心に店舗網拡充へ

2009年 11月 13日 13:09 JST
 

 [東京 13日 ロイター] コンビニエンスストア3位のファミリーマート(8028.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、レックス・ホールディングス(東京都港区)が保有するコンビニエンスストアチェーン、エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm、東京都港区)の全株式と全貸付債権を取得し、子会社化すると発表した。

 実質的な取得価格は120億円となる。株式引き渡し期日は12月24日を予定している。買収によって、am/pmが強い首都圏を中心に、一気に店舗網の拡充を図る。

 ファミリーMの国内店舗数約7600店舗にam/pmの約1100店舗を加えると、業界第2位のローソン(2651.T: 株価, ニュース, レポート)の約9700店に迫る規模になる。店舗網の拡充とともに、商品や原材料の仕入れ、物流の統合、システム基盤など間接部門の共有化により、経営の効率化も進める。 

 今後、レックスHDはam/pmに増資を行う。また、ファミリーMとam/pmは、来年春をメドとした合併を前提に協議する。

 Am/pmの2008年12月期の営業総収入は333億円、営業利益は6億円、当期損益は16億円の赤字だった。Am/pmの子会社化によるファミリーMの2010年2月期業績への影響はない。

 今回の買収により、ファミリーMの31%の株式を保有する伊藤忠商事(8001.T: 株価, ニュース, レポート)を中心に、コンビニの協力関係が強まる可能性もある。伊藤忠は10月下旬にユニー(8270.T: 株価, ニュース, レポート)の発行済み株式の約3%を取得すると発表。ユニーはサークルKサンクス(3337.T: 株価, ニュース, レポート)株を約47%保有しており、ファミリーMとサークルKSの協力関係を進める方針を示している。サークルKSは約6200店舗あり、3社の協力が実現すれば、首位を走るセブン―イレブン・ジャパンを超えるコンビニグループになる可能性がある。

 Am/pmについては、今年初めにローソンが買収について基本合意したものの、米エーエム・ピーエム・インターナショナルとの間で商標権をめぐって意見が合わず、白紙に戻った経緯がある。

 (ロイターニュース 清水 律子記者)

 
 

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