外為市場はリスクテーク継続へ、ファンド勢の動きで波乱も
[東京 13日 ロイター] 来週の外為市場では、リスク選好の広がりから豪ドルや新興国通貨が買われ、キャリー通貨としてのドルと円が共に弱く、中でも円が最も弱いという状況が続きそうだ。
ただ、今年は多くのファンド勢が好業績をあげているため、早々と年内の取引を手仕舞う動きもみられ、相場の流れとは逆方向の波乱が発生しやすいという。
予想レンジはドルが89―92円、ユーロが1.47─1.51ドル。
来週の前半は、米国のインフレ関連指標が目白押しで、16日に10月米小売売上高、17日に10月米卸売物価指数、米大規模小売店売上高、18日に10月米CPIと並ぶ。日本では16日に7―9月期国内総生産(GDP)が予定される。
「ドル/円については、景気指標によって日米の景況感の格差が少しずつあぶり出され、これに呼応した相場展開となるだろう」と東海東京証券トレーディンググループ・マネージャーの二瓶洋氏は指摘する。
ただ、「ドル対他の通貨の比較では、金利を徐々に上げていく方向の豪ドルと低金利継続の米ドルの間ではドル安の流れが続くだろう」(二瓶氏)という。
<基本はリスクテーク>
12日にはこれまで上昇気流に乗って最高値を更新してきた金が下落、原油価格も下落するなど商品市況が総じて頭打ちとなり、ドルキャリーの巻き戻しでドルが買い戻された。しかし、市場では一時的な調整はあるものの、リスクテークの流れは今後も続くと見る向きが多い。 続く...
株式市場、短期リバウンドも
米国株や為替などの外部要因が落ち着けば、売られ過ぎの反動でいったん自律反発に転じる可能性も。 記事の全文













