09年のIPO市場、中国・香港が中心に=みずほ証券

2009年 11月 16日 09:47 JST
 

 [東京 16日 ロイター] みずほ証券アジアの小原篤次・アジア株式調査部長は、13日付のリポートで、2009年のIPO市場の中心は、中国・香港市場になるとの見方を示した。調達額(上場ファンド、REITを含む)は10月末までで中国が179億ドル、香港が149億ドルとなっており、米国の138億ドルを上回っている。

 同氏によると、09年1─8月までの累計(同)は中国が111億ドル、米国が60億ドル、香港は36億ドルだった。

 一方、上場ファンドおよびREITを除くと、中国、香港のIPOの調達額に変化はないが、米国の調達額138億ドルは100億ドル以下に縮小する。こうしたことから小原氏は「09年のIPO市場の中心は、中国・香港市場ということになりそうだ」とし、香港市場での相次ぐIPOは、高い流動性を促進する効果もある、と指摘している。

 リポートによると、05年の米国、香港、中国、英国、日本のIPO調達額は米国527億ドル、香港245億ドル、中国4億ドル、イギリス121億ドル、日本97億ドル。07年には米国730億ドル、香港384億ドル、中国591億ドル、英国174億ドル、日本58億ドル。09年の英国は3.2億ドル、日本は2.8億ドル──となっている。

 (ロイター日本語ニュース 岩崎成子記者)

 
写真
株式市場、短期リバウンドも

米国株や為替などの外部要因が落ち着けば、売られ過ぎの反動でいったん自律反発に転じる可能性も。  記事の全文 

 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

貸し渋り問題に注目が集まって見逃されがちなだが、現在の日本には中小企業へのリスクマネー供給の課題がある。
  ブログ