デフレ脱却への認識共有、新たな資金供給措置を歓迎=鳩山・白川会談

2009年 12月 2日 21:21 JST
 
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 [東京 2日 ロイター] 鳩山由紀夫首相と白川方明日銀総裁は2日、総理官邸内で会談し、デフレ脱却のための認識を共有して、デフレ脱却や景気改善のため、今後も政府・日銀間で意思疎通を密にして協力していくことを確認した。鳩山総理は白川総裁に対し、日銀の迅速な対応を歓迎すると述べた。

 <政府、日銀の対応を改めて歓迎>

 日銀では、この会談を前に、臨時の金融政策決定会合で新たな資金供給措置を発表。一方の政府側は、新たな景気対策を閣議了解したが、お互いに説明を行ったという。

 日銀は1日の臨時の金融政策決定会合で、金利が0.1%で、期間3カ月、全ての日銀適格担保を裏づけに資金を貸し出す、新たな資金供給手段を発表した。日銀では、この措置が「政府の取組みとも相まって、日本経済の回復に向けた動きをしっかりと支援していくもの」とし、白川総裁も1日の会見で「広い意味での量的緩和」、0.1%の金利については「実質ゼロ金利」との判断を示した。

 政府内では、日銀の今回の措置に対し「スピーディーな決定で大変喜ばしい。相当思い切ったことを日銀が決めた」(菅直人副総理兼国家戦略・経済財政担当相)と高い評価を与える声が多かったが「ちょこっとした対策を日銀なりに発表した」「若干どころじゃない。うんと不満だ」(亀井静香郵政・金融担当相)など冷ややかなコメントが聞かれたことも事実。

 しかし鳩山総理が、日銀の迅速な対応を歓迎する旨をあらためて表明したことで、日銀の新たな措置に対する政府の評価も決着したと言えそうだ。

 <デフレ脱却・景気改善などで協力を確認>

 白川総裁は会談後、「政府と日銀の円滑な意思疎通が図られた。これからも、政府との意思疎通を密にしながら、金融政策をしっかりやっていきたい」と記者団に語った。鳩山首相も「経済や世界の状況が変わる可能性があるので、注視しながらデフレ脱却や経済持ち直しのため、認識を共有するなか努力していこう」と述べた。   続く...

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 12月2日、鳩山首相と白川日銀総裁は、デフレ脱却のための認識を共有し、今後も政府・日銀間で意思疎通を密にして協力していくことを確認。写真は11月、東京の日銀外観(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)
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