ドバイの債務問題解決のためアブダビが100億ドル支援
[ドバイ 14日 ロイター] アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国は、債務問題を解決するため、アブダビ首長国から100億ドルの支援を受けたと発表した。ただ、スタンドスティル条項について債権者の合意を得る必要がある。
ドバイ政府によると、アブダビから提供された資金のうち41億ドルは、この日期日を迎えるドバイ・ワールド傘下の不動産開発会社ナヒールが発行したイスラム債41億ドルの償還に充てられる。ナヒールは、今後2週間以内に支払いを行う方針を表明した。
残りの資金は、ドバイの政府系企業ドバイ・ワールドが2010年4月までに必要とする資金に充てることができる。 ドバイ・ワールドは債権者に対し、260億ドルの債務について再編策に合意するよう要請している。
ドバイ政府関係者は、匿名を条件に「(合意は)ドバイ・ワールドがこれまで発表しているスタンドスティル条項について、債権者との交渉に成功することが条件だ」と述べた。債権者との合意が成立すれば、ドバイ・ワールドは2010年4月30日までの利払い費用および運転資金に充当することができる。
同関係者はまた、「資金は商業取引の債権者や契約相手に対する義務の履行にも充てられる。債権者との交渉は近いうちに開始される」と明らかにした。
このニュースを受け、ドバイではクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドが大きく縮小し、株価指数.DFMGIは10.4%急伸。アブダビ、サウジアラビア、カタールでも株価が上昇した。
ドバイ政府が11月にドバイ・ワールドなどが抱える債務260億ドルの返済猶予を求めた後、検討されていた選択肢のなかで、アブダビからの支援はもっとも予期されていないものだった。
英銀のスタンダード・チャータード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、UAEのアブダビ・コマーシャル・バンクADCB.ADなどの債権者は、ナヒールが求めた返済猶予期限が切れる12月28日までに、スタンドスティル条項について合意するかどうか決めることになる。 続く...





















