ドイツ、グラクソの新型インフルワクチン発注の半分を取り消す可能性

2010年 01月 8日 01:55 JST
 
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 [ベルリン 7日 ロイター] ドイツはグラクソ・スミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)に発注した新型インフルエンザ(H1N1)ワクチンの半分を取り消すことを検討している。実際に発注が撤回されれば、グラクソの業績に影響が出る可能性がある。

 ドイツの各州政府は昨年10月26日に新型インフルに対するワクチン接種を開始した。発注した5000万回分のワクチンは数回に分けて今年の春までに納入される予定になっている。

 政府は当初、1人につき2回の接種が必要としていた。しかし医療関係者は現在は1回の接種で十分としている。

 ドイツ北部ニーダーザクセン州のロスルットマン保健相は「発注済みのワクチンの半分で州の人口の30%に接種を行うことができる」と述べた。

 同州政府の広報官によると、各州政府がグラクソに発注した接種5000万回分のワクチンの製造コストは4億1650万ユーロ(5億9700万ドル)。

 グラクソのドイツ支社は発注の一部撤回要請について、さらに協議した上でコメントするとしている。

 各州政府は余剰ワクチンを売却したい考えで、近く交渉が始まる見通し。新型インフルエンザの感染被害が大きいウクライナが関心を示しているという。

 欧州ではこれまでにフランスが発注済ワクチンの半分以上をキャンセルしている。

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 1月7日、ドイツは英グラクソ・スミスクラインに発注した新型インフルエンザワクチンの半分を取り消すことを検討。写真はロンドン西部のグラクソ本社。昨年7月撮影(2010年 ロイター/Toby Melville) 
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