米大統領が金融機関の新規制案を発表、金融機関に打撃
[ワシントン 21日 ロイター] オバマ米大統領は21日、銀行が「大きすぎてつぶせない」状態となるのを防ぐため、金融規制を強化する姿勢を打ち出した。
発表された規制案は、銀行のトレーディングや拡大路線を制限する内容。
マサチューセッツ州での上院補欠選挙での敗北を受け、オバマ政権の米経済へのよりポピュリスト的なアプローチに沿っている。
以下は新規制発表の政治的背景と、議会審議の展望。
*失業率が10%台に上昇する一方で、大手金融機関の多くが息を吹き返し巨額のボーナスを支給していることに有権者は憤慨。大統領はこの怒りに対処しようとしている。
*大統領は1週間前にも金融機関に対する金融危機責任料を提案。
*大統領と民主党は、マサチューセッツ州での上院補欠選挙での敗北が11月の中間選挙に悪影響を及ぼすことを懸念。ホワイトハウスは昨年は医療保険改革に重点をおいていたが、経済問題にも真剣に取り組んでいることを印象付けたい考え。
*政権は過去数週間ウォール街への友好スタンスが目立ったが、一部の支持者は金融業界とのもたれあいを批判。ガイトナー財務長官とサマーズ米国家経済会議(NEC)委員長はウォール街の利益を尊重しすぎるとの声もあり、今回の提案は政権をこうした批判から遠ざけることに寄与する。 続く...








