ギリシャ公的債務、過去の取引は透明性欠く=米ゴールドマン
[ロンドン 22日 ロイター] 米ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の銀行持ち株会社のコリガン会長は22日、ギリシャやその他の国の公的債務に関する過去の取引は透明性を欠いていたと述べた。
ゴールドマンの幹部が同社や他の銀行が扱っていた金融商品について公の場で発言するのはこれが初めて。
コリガン氏は英議会の委員会公聴会に出席し、ゴールドマンによる通貨スワップ取引でギリシャは財政赤字を削減することができたと述べた。ただこうした取引は当時は珍しくなく、何の問題も呈さないと述べた。
同会長は「1990年代後半から2000年代前半に遡る該当の件について、振り返ってみれば、透明性の基準をより高くすることはできたし、より高くするべきだったのだろう」と述べた。
ゴールドマンは同日、同社がギリシャのために2001年に行ったクロス・カレンシー・デリバティブ取引の詳細を公表。当時ギリシャはユーロ導入に必要な水準まで財政赤字を削減させるよう努力していた。
スワップ取引の期間は9年で、ギリシャの財政赤字と負債が国際的に問題になり始めて数カ月してあらためて注目を浴びるようになったものの、市場関係者にの間ではこうした取引の存在について知られており、当時からこうした取引については報告もされていた。
コリガン氏は「こうした取引は、欧州各国が採用する行動規範や各種措置の基準と矛盾せず、比較可能なものだった。不適切なことは一切なかった」とし、他の金融機関も似たような取引を他の国に対して提供していたと述べた。
コリガン氏はギリシャとの取引は「ギリシャの財政赤字の国内総生産(GDP)比を小さいとは言え、それなりの意味のある規模で引き下げることに貢献した」としている。 続く...








