2月米雇用者数‐3.6万人で予想ほど落ち込まず、大雪の影響不透明

2010年 03月 6日 00:11 JST
 
check

 [ワシントン 5日 ロイター] 米労働省が発表した2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が3万6000人の減少となり、市場予想の5万人減ほど落ち込まなかった。失業率は9.7%と前月から横ばい。予想は9.8%だった。

 市場では2月の大雪が統計に響くと心配されていたが、労働省では、悪天候が雇用者数に影響した可能性はあるものの、具体的に数値化することは困難と指摘した。

 今年1月分の雇用者数は2万6000人減、昨年12月分は10万9000人減にそれぞれ修正され、両月を合わせた雇用者数の減少幅は13万5000人と、当初よりも3万5000人少なくなった。

 ウエルズ・ファーゴ・アドバイザーズ(セントルイス)の首席マクロストラテジスト、ゲーリー・セイヤー氏は「心強い内容で、引き続き回復が順調に進んでいることを裏付けている」と述べた。

 労働省によると、労働者が一時帰休した場合でも、調査期間中に一部でも給与を受け取れば雇用者として数えられる。このため一時帰休すべてが雇用者減につながったわけではないという。さらに、除雪作業など大雪関連で雇用者がどの程度増えた可能性があるかについては不明とした。

 業種別の雇用者数は、製造が1000人増、建設が6万4000人減。人材派遣は4万8000人増加した。

 平均週間労働時間は33.8時間で、前月の33.9時間から若干短縮した。

 時間当たり賃金は22.46ドルで、前月の22.43ドルから微増となった。

 3月5日、米労働省発表の2月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数の減少幅は3万6000人となり、市場予想を下回った。失業率は9.7%と前月から横ばい。写真は2月4日、サンフランシスコの職業斡旋センターで(2010年 ロイター/Robert Galbraith)
最新ニュースのほか、ブログやコラム、スライドショーなどの最新情報をお届け
写真
福島の「見えない雪」は今

放射性物質を「見えない雪」と表現する福島のご住職を再訪した。そこでは、現実の雪が「見えない雪」を覆い隠していた。  ブログ | 記事の全文