EADSが赤字転落、エアバス「A380」関連費用など圧迫

2010年 03月 9日 17:58 JST
 
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 [パリ 9日 ロイター] 欧州の航空機メーカー、エアバスの親会社EADS(EAD.PA: 株価, 企業情報, レポート)の2009年通期は、純損益、営業損益ともに赤字に転落した。配当も見送る。

 エアバスの超大型機「A380」に関連した費用のほか、予算オーバーとなり遅れている軍輸送機「A400M」に関連した費用も為替相場の影響で発表済みの額より増えた。

 09年の純損益は7億6300万ユーロ(10億4000万ドル)の赤字、営業損益は3億2200万ユーロの赤字となった。08年は15億7000万ユーロの純利益、28億ユーロの営業利益だった。

 売上高は433億ユーロから428億ユーロに減少した。

 赤字転落の要因は、「A400M」関連で18億ユーロ、[A380」関連で2億4000万ユーロの費用がそれぞれ発生したこと。

 EADSは声明で「A380は引き続き基調パフォーマンスを大きく圧迫した」と表明。また、為替相場も打撃となったとし「為替の影響で09年利払い・税引き前利益(EBIT)は前年から25億ユーロ押し下げられた」としている。

 2010年については、売上高が横ばい、EBITは10億ユーロを見込むが、「A380」が引き続き営業損益に「著しい」重しになる見通しという。

 3月9日、欧州の航空機メーカーEADSの2009年通期決算は純損益、営業損益とも赤字転落。傘下のエアバス「A380」機の関連費用が圧迫した。写真は昨年6月、パリ航空ショーで撮影した同機(2010年 ロイター/Pascal Rossignol)
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