欧州通貨基金構想は、検討に値する=トリシェECB総裁
[ワシントン 12日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は12日、欧州通貨基金構想について、検討に値するとした上で、財政問題を抱える国を支援する仕組みとすべきとの見解を示した。
総裁はフォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで、国際通貨基金(IMF)のような機関を欧州で設立することについて「提案に目を通した。検討に値すると言えよう」とし、「学術者による提案とドイツ財務相による提案がある」と語った。
さらに、同基金は「通貨基金(monetary fund)」であるべきではないとし、ユーロ圏加盟国の行政機関が基金を創設し、「非常に厳格な条件を設ける」必要があると述べた。
また、ギリシャのパパンドレウ首相が打ち出した財政危機への対応策は心強いとし、同国が正しい方向に向かっていると市場を納得させることができるとの見方を示した。
ユーロが準備通貨としてドルに取って代わるかとの問いに対しては、「ユーロは欧州のための通貨だ。ドルと争うことはない」と答えた。
ECBの金利については「現時点で適切」とした上で、非伝統的措置を「長期間」継続することはリスクのひとつ、と語った。
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