ドルが対ユーロで1カ月ぶり安値、ポンドも上昇=NY市場
[ニューヨーク 12日 ロイター] 12日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対ユーロで1カ月ぶり安値に下落。対ポンドでも2週間ぶり安値をつけた。ユーロとポンドはこれまで大きく売られていたが、強いユーロ圏経済指標を受けて買い戻しが進んだ。
1月のユーロ圏鉱工業生産は前月比の増加が1990年1月の統計開始以来最大となり、リスク選好を強める一因となった。
ウェルズ・ファーゴの為替戦略部門責任者、ニック・ベネンブローク氏は「恐らくユーロとポンドは調整により上昇している。これまでショートポジションが大きく拡大していたことから反発が予想されていた」と指摘した。
ポンドについては、5月に実施予定の総選挙で野党保守党が与党労働党を大きく引き離す可能性がインターネットによる世論調査で示され、財政赤字の削減が進むとの見方が強まったことも、ショートを巻き戻す手がかりとなった。
ユーロ/ドルは終盤、0.7%高の1.3759ドル。ロイター・データで一時2月11日以来の高値である1.38ドルに迫った。
2月の米小売売上高が予想外に増加し、一時的に対円でドルを支援し、ドル/円は一時91円を上回り3週間ぶり高値をつけた。終盤は90.44円と前日比横ばいとなった。
トレーダーは、年度末を控えた本国への資金還流(リパトリ)が円の下値を支えた可能性があると指摘した。
アナリストによると、サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁が連邦準備理事会(FRB)の次期副議長の有力候補であるとホワイトハウスが明らかにしたことでドルが圧迫された。イエレン総裁はハト派とみられており、同総裁が副議長に就任すればFRBの金 続く...





















