経済に適切な度合いの刺激策に焦点=英中銀総裁
[ロンドン 28日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のキング総裁は28日、議会での証言で、政策当局者は、経済に適切な度合いの刺激策を実施することに焦点を当てており、ブレーキをかけることには焦点を当てていない、との考えを示した。
総裁は、金融政策をどちらの方向にも利用する余地があると指摘したほか、先週発表された強い数字となった第2・四半期英国内総生産(GDP)伸び率を深読みし過ぎるべきではないとの考えを示した。
総裁は「議論となるのは、刺激策の適切な度合いについてであり、ブレーキをかけることについてではない」と述べた。
「金融政策をどちらの方向にも利用する余地がある。どの方向に行く必要があるかを事前に判断することは好まない。われわれの見解では、今のところ、どちらかの方向にも動く必要は生じていない」と語った。
先週発表された7月7─8日の金融政策委員会議事録では、センタンス委員が前月に続き利上げを主張したことが明らかになった。一方、委員会では2月以降初めて金融緩和について議論されたことが明らかになった。
前回の会合以降に発表された第2・四半期のGDP伸び率は、前期比プラス1.1%と強い伸びになった。総裁は、この数字は非常に心強いとする一方、ひとつの数字を深読みし過ぎないよう注意する必要があるとの見方を示した。
「世界各国におけるより広範な経済問題を踏まえると、英国内の(景気)回復や生産に対する需要、および雇用状況が継続するかどうか確信が持てない」と語った。
金融政策委員の中では景気認識の相違がみられる。センタンス委員は、現在の金融政策スタンスは「行き過ぎ」とし、かなり力強い回復が進んでいるとの認識をあらためて示した。 続く...








