米HPのハード前CEO、退職手当は総額30億円に
[ニューヨ-ク 9日 ロイター] スキャンダルにより米ヒューレット・パッカード(HP)(HPQ.N: 株価, 企業情報, レポート)の会長兼最高経営責任者(CEO)辞任に追い込まれたマーク・ハード氏だが、推定3460万ドル(約30億円)という巨額の退職パッケージを受け取るとみられる。
物議を醸して経営トップの座を退くにもかかわらず、辞任で巨額の退職手当を受け取るCEOは、何もハード氏だけではない。
報酬コンサルタント会社のジェームズ・F・レダ&アソシエーツによると、ハード氏は退職金として1220万ドルを受け取り、株式などを合わせると総額3460万ドルを手にすることとなる。
デラウェア大のチャールズ・エルソン教授(コーポレート・ガバナンス)は、ハード氏が今回解雇ではなく辞任していることから、取締役会は巨額の退職手当の支払いを拒むことは難しいとの見方を示した。これが仮に「正当な理由による」解雇であれば、支給額は大幅に減るとみられる。
辞任の原因となったスキャンダルでは、契約社員の女性がハード氏からセクハラ(性的嫌がらせ)を受けたと主張。しかしHPの取締役会では、社内調査の結果、同氏はこの女性との「個人的関係」を隠すために不適切な経費処理を行っていたが、セクハラに関する社内規定には違反していないと結論付けていた。
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