ドル84円前半、ECB理事会など控え調整売りに押される
[東京 2日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ小幅安の84円前半。きょうの欧州中央銀行(ECB)理事会や3日の米雇用統計を控えたポジション調整に押され、ドルはジリ安の展開となった。
豪7月の貿易黒字が予想を下回ったことで豪ドルが軟化、外貨建て投信の解約を見込んだ資本筋による外貨売りも見られたという。
市場では、重要経済指標を控え、新たなポジション・テークを控えるディーラーが多いが、「動きづらい時に、ほっておいたら円高になるということが、現在のドル/円相場の地合いを表している」(邦銀)との指摘も聞かれた。
午前の取引で、ドルは朝方の高値84.55円から徐々に下値を切り下げ、84.12円まで下押しした。8月末に84円半ばでドル売りを実施した本邦輸出勢は、9月に入って動きが鈍っているという。他方、9月末の外貨建て投信解約を見込んで資本筋が外貨売り/円買いを実施したもようだ。
<豪ドル>
豪ドルは、7月の豪貿易黒字が予想を下回る金額となったことで、貿易収支発表(午前10時半)直後に0.9069米ドル付近まで小幅に下落した。
その後、海外ファンド勢による豪ドル/円の売りがみられ、豪ドル/円は朝方の高値76.87円付近から76円前半に下落した。対ドルでは0.9060米ドル付近まで軟化した。
オーストラリア連邦統計局が2日に発表した7月の財・サービスの貿易収支(季節調整済み)は、18.88億豪ドルの黒字。 黒字幅はロイターがまとめた市場予想中央値31億豪ドルを大幅に下回った。輸出の伸びは前月比マイナス4%だったのに対し、輸入は前月比プラス2%となった。 続く...




















