米雇用統計:識者はこうみる

2010年 09月 3日 23:11 JST
 
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 [ワシントン/ニューヨーク 3日 ロイター] 米労働省が発表した8月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が5万4000人減と、市場予想の10万人減より小幅な減少にとどまった。失業率は9.6%と、予想と一致した。

 市場関係者のコメントは以下の通り。

●労働市場は軟調、2012年まで利上げない

<バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのシニア米国エコノミスト、ミシェル・メイヤー氏>

 全般的に予想を上回る結果となった。賃金は依然として軟調だが、改善し始めている。ただ、より大きな視点から見れば、特にリセッション(景気後退)の間に850万人の雇用が失われたことを考えると、労働市場は明らかに軟調であると考えている。

 このため、米連邦準備理事会(FRB)は当面は金利を据え置くとみている。経済は依然として軟調ではあるものの少なくとも拡大はしている。FRBが景気の二番底、もしくはデフレリスクを認識しない限り、様子見姿勢を取り続けるだろう。

 われわれは2012年まで利上げはないと予想している。

●米FRBの追加刺激策への圧力軽減   続く...

 9月3日、8月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が5万4000人減と、市場予想より小幅な減少にとどまった。写真は1日、ボストンで撮影(2010年 ロイター/Brian Snyder)
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