インフレを引き起こそうとはしていない=国債追加購入でFRB議長

2010年 11月 8日 07:49 JST
 
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 [ジェキルアイランド(米ジョージア州) 6日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は6日、6000億ドルの国債追加買い入れについて、ぜい弱な経済を支援することが目的であり、インフレを引き起こそうとしているわけではないと強調した。

 バーナンキ議長は講演で「われわれは、インフレを引き起こそうとはしていない。われわれの目的は、景気回復を支援しディスインフレの加速を回避すべく、追加的な刺激を供給することだ」と説明した。

 FRBは金融危機の最中、政策金利をほぼゼロに引き下げたほか、約1兆7000億ドルの国債・モーゲージ証券を買い入れた。2─3日の連邦公開市場委員会(FOMC)では6000億ドルの国債買い入れという追加緩和に踏み切った。金融市場では歓迎されたが、一部では資産バブルや将来のインフレなどのリスクを懸念する声もある。 

 バーナンキ議長は講演で、低水準かつ安定した物価と、雇用の確保という2つの責務が十分に果たされていないような状況では、FRBは可能な限り、景気を支援していく義務がある、との認識を示した。

 「われわれは物価安定という目標にコミットしている。正常な水準以上にインフレ率を上昇させようというつもりはない」とした上で「われわれは危機後、顕著なディスインフレに直面している。雇用サイドに大きな緩みがあり、インフレは適正な水準を下回りさらに低下している。こうした状況に満足すべきではない。一段の措置が必要というシグナルであり、これが、今週とった措置の理由だ」と述べた。

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 11月6日、FRBのバーナンキ議長は、6000億ドルの国債追加買い入れについて、インフレを引き起こそうとしているわけではないと強調した。ワシントンで3月撮影(2010年 ロイター/Kevin Lamarque)
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