リビア飛行禁止区域はNATOに指揮権、英政府「意義ある前進」

2011年 03月 25日 20:21 JST
 
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 [トリポリ 25日 ロイター] 北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は24日、リビア上空の飛行禁止区域における監視活動について、NATOが指揮権を握ることで合意したと発表した。

 一方で、カダフィ政権側から市民を保護するための武力行使の任務継承については、最終決定に至らなかった。ラスムセン事務総長は記者団に対し、「現時点ではリビアに多国籍軍とNATOによる2つの軍事作戦が存在している」と述べた。

 英政府のスポークスマンは、NATOが飛行禁止区域の監視活動を主導することで合意したことは「意義のある前進」だと強調。また、アラブ首長国連邦(UAE)が軍事作戦への参加を決め、航空機12機の投入を決定したことは、アラブ国家の役割が具体化されたことの証明だとして歓迎した。

 多国籍軍は24日、リビア南部で空爆を実施。しかし、西部ミスラタでは、政権側の戦車が同市内に再び入ったほか、病院を包囲するなど勢力を再び拡大しており、カダフィ大佐が停戦に踏み切ることの難しさが浮き彫りになっている。

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 3月24日、NATOのラスムセン事務総長は、リビア上空の飛行禁止区域における監視活動について、NATOが指揮権を握ることで合意したと発表。写真は英空軍の軍用機(2011年 ロイター/Giampiero Sposito)
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