ファーストリテの09年8月期は過去最高益更新へ、アジア出店を加速
[東京 9日 ロイター] ファーストリテイリング(9983.T: 株価, ニュース, レポート)は9日、国内ユニクロ事業の好調さなどを背景に、2009年8月期の業績見通しを上方修正した。連結営業利益は従来予想の1010億円から、前年比23.4%増の1080億円へと修正し、過去最高益を更新する見通し。
業績予想の上方修正に伴い、従来150円としていた年間配当予想も160円(前期は130円)に引き上げた。
営業利益予想は、トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト9人の予測平均値1091億円をわずかに下回った。ファーストリテが今期業績見通しを上方修正するのは3回目となる。
売上高は6600億円から同16.3%増の6820億円、当期利益は500億円から同19.5%増の520億円にそれぞれ上方修正した。
<国内ユニクロ、下期の既存店売上高は9.3%増を計画>
消費不振から大手流通各社が衣料品の販売不振などで苦戦する中、国内ユニクロ事業は好調が続いている。4月に発表した中間期時点で、下期(3―8月)の既存店売上高を2.3%増としていたが、すでに公表されている3―6月で13.2%増と計画を大きく上回って推移。今回、下期の既存店売上高予想を9.3%増に引き上げ、売上高で170億円、営業利益で70億円増額修正した。
ブラカップ付きカジュアルウエア「ブラトップ」やカラージーンズ、Tシャツ、ポロシャツがけん引。「ブラトップ」については、今春夏に昨年比3倍の900万枚の販売を計画しているが、達成可能なペースだという。
一方、傘下のGOVリテイリングで靴事業を行っている「フットパーク」は縮小を決めた。09年8月期に103店舗を閉鎖して191店舗、2010年1月末までに約10店舗とする。これに伴い09年8月期に25億円の特別損失を計上する。徳永敏久・経営管理部長は会見で「新しい靴事業の構築について検討中。方針が決まったら、あらためて公表する」と述べた。 続く...












