イラク駐留米軍は年内完全撤退へ、オバマ大統領「戦争終結」
[ワシントン 21日 ロイター] オバマ米大統領は21日、ホワイトハウスで記者会見を行い、イラク駐留米軍を予定通り年内に完全撤退させると発表。「約9年を経て、イラクでの米国の戦争は終結する」と語った。
米国とイラクは過去数カ月、イラク治安部隊育成のために数千人規模の部隊を引き続き駐留させることで交渉を続けてきたが、条件面が折り合わずに決裂。オバマ大統領は、2011年末までに4万人をイラクから撤収させるという当初の公約を守る格好となった。これにより、旧フセイン政権による大量破壊兵器保有を名目にブッシュ前政権が主導したイラク戦争は、ようやく終止符が打たれることになった。
オバマ大統領は会見に先立ち、イラクのマリキ首相とビデオ電話を通じて会談。年内完全撤退という当初の計画を遂行することで合意したとしている。
イラク駐留米軍は、ブッシュ前政権時の2007年には19万人規模に達していた。イラク戦争では、これまでに米兵約4500人が死亡、戦費は7000億ドル(約53兆円)を超えている。
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