中国、景気過熱回避に政策手段使う=人民銀行総裁
[エッセン(ドイツ) 9日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)の周小川・総裁は9日、急激な経済成長をともなう景気過熱とインフレ上昇を回避するために、様々な政策手段を用いていく方針を示した。
7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に出席の際に総裁は、経済の調整には、マネー、為替レート、金利政策のすべてが必要だと指摘した。
ただ、2007年の国内総生産(GDP)伸び率の目標値として、一段と緩やかな8%水準を目指すかと質問された際、具体的な数値には言及せず「経済成長の減速を望むが、8%を達成できるかどうかは確信がもてない」と述べた。人民銀行は、この日発表した第4・四半期の金融報告のなかで、政策目標値を8%としていた。
総裁は、人民銀行が消費者物価を注意深く監視しているとしながらも、インフレを過度に懸念しない見方を示し、経済指標の動向を注視していく方針を示した。
最近の人民元上昇は急過ぎるかとの質問に対し、人民元の上昇には全体的に満足しているとし、「われわれの計画と経済力に応じて為替相場の柔軟性を拡大している。現在の段階ではこれが適切だと思う」と述べた。
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