温暖化ガス削減、米政府が数値目標設定に難色

2007年 06月 7日 09:42 JST
 

 [ハイリゲンダム(ドイツ) 6日 ロイター] 米政府は6日、主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)で温暖化ガス削減の数値目標を設定することに反対する姿勢を示した。

 サミット開催国であるドイツのメルケル首相は、2050年までに温暖化ガス排出量を半減することで各国の合意を取り付けたい意向。米政府が数値目標の設定に難色を示したことで、サミットでは厳しい交渉を迫られるとみられる。

 米ホワイトハウスのコノートン環境評議会議長は「現時点では(ドイツの)提案を受け入れる用意はない」と述べた。

 ただ、5月下旬にまとまったサミットの文書案によると、米政府は、温暖化ガスを長期的に「大幅に」削減することには同意する可能性がある。

 ブッシュ大統領は先週、温暖化ガスの主要排出国15カ国を集めた会議を開催し、2008年末までに長期的な削減目標を定める計画を表明したが、大統領はこの計画を「国連の枠組みのなかで」進めていく方針を示した。

 欧州では、ブッシュ大統領が独自の計画を発表したことで、国連が進めている気候変動問題への取り組みが骨抜きになるのではないか、との懸念が出ていた。

 
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