日産、インド向け超低価格車開発で調査中=ゴーン社長
[横浜 20日 ロイター] 日産自動車7201のカルロス・ゴーン社長は20日、横浜市内で開いた株主総会後に記者会見し、インド市場向けに3000ドル台の超低価格自動車の開発が可能であるか調査中だと明らかにした。
インドのタタ自動車TAMOが来年、この価格帯での自動車の発売を計画しており、ゴーン社長は「日産もこの競争に参入するつもりだ」と意欲を示した。ただ、具体的な時期は示さなかった。
ゴーン社長は会見で「どのように3000ドル台の車を造れるのか、どのような姿になるのか、条件はどうかなど情報を収集している」としたうえで、日産が3000ドル台の開発に乗り出す場合、筆頭株主のルノーRENAや現地企業とのパートナーシップを通じたものになる公算だと語った。
ゴーン社長がCEO(最高経営責任者)を兼務するルノー・日産連合は、昨年、米自動車最大手のゼネラル・モーターズGMとの戦略提携を模索したが実現しなかった。他の自動車メーカーとの提携についてゴーン社長は「現在、どことも交渉していない。他のブランドの買収にも関心はない」と述べた。
中期計画と同時に示してきた配当政策について同社長は、2008年度以降となる次期中期計画に合わせて「引き続き魅力的で、金額を明示した配当政策を発表する」と述べた。
株価がトヨタ自動車7203やホンダ7267に大きく見劣りすることについて、ゴーン社長は「多くの株主にとって日産の長期的な展望が見にくいことが影響している」との認識を示した。ゴーン社長は会見に先立つ株主総会で「日産株は過小評価されている」と強調し「全面的にこれに対処していく」と述べた。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.












