フランス大統領、あらためて強いユーロを批判
[パリ 20日 ロイター] フランスのサルコジ大統領は20日、ユーロ圏だけが過度に強い通貨で不利になる理由はないと述べ、ユーロ高に対する批判をあらためて示した。大統領は議員に対し「ユーロ圏は世界で唯一、通貨が経済成長のために活用されない地域になるべきではない。ユーロ圏以外のあらゆる地域、中国、日本、英国、米国では、通貨を経済成長のために利用している」と述べた。
フランスは購買力に問題があると指摘。購買力に悪影響を与えている要因として、所得の低い国の競争力、過度の中国人民元安、インフレと比べて高すぎる金利などに加え、ユーロ相場の相対的な強さを挙げた。
大統領は、雇用政策が主要課題であるとし、金融、財政政策は、雇用面で効果があるかどうかに基づいて判断すると述べた。
21日から始まるEU(欧州連合)首脳会議を前に、EUがグローバル化のマイナス面から市民を十分に守らないことを警告した。
EUの財政規定は順守するとし、ラガルド経済相に同行してEU財務相会合に出席し、フランスの経済戦略を説明する可能性があると述べた。
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