第1四半期の世界外貨準備は拡大=IMF
[ニューヨーク 29日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)が29日発表した世界の外貨準備高に関する四半期統計によると、2007年第1・四半期の各国中銀による米ドル保有額は4%拡大し、過去最高の2兆2400億ドルになった。
一方、外貨準備全体に占めるドルの割合は、ここ10年で最低の水準に縮小した。
世界の外貨準備のおよそ3分の2を網羅している同統計によると、07年第1・四半期の3兆5000億ドルの準備のうちドルの割合は64.2%となり、06年第4・四半期の64.6%から縮小した。これは年次統計で62.1%となった1996年に次ぐ低水準。四半期統計は99年から集計されている。
一方、ユーロは過去最高の26.1%に拡大。前四半期は25.9%だった。ユーロは対ドルで2%強上昇しており、これが拡大の要因となった可能性がある。
世界の外貨準備総額は5.2%拡大し5兆3000億ドルとなった。中国や新興市場国の中銀が貿易黒字や、自国通貨の上昇を抑制する市場介入などにより、外貨準備を積み上げてることが背景。
途上国でのドル保有額は1兆2000億ドルで、10年前の水準より3倍強増加した。
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