再送:携帯販売でソフトバンクが快走、総合力はKDDIの声
[東京 6日 ロイター] 携帯電話3社の中でソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)の株価の勢いが目立っている。きょう6日に発表された6月携帯電話契約の純増数で2カ月連続のトップとなったが、株式市場では数日前から先回りの買いが続いていた。
ホワイトプランなどの料金プランが好評でユーザー数を着実に増やし、業績拡大期待が強まっている。ただ、アナリストからは純増数の中身をみれば、依然として総合力でKDDI(au)(9433.T: 株価, ニュース, レポート)が優位に立っているとの声が多い。
<ソフトバンク、ホワイトプラン好調で2カ月連続の純増数トップ>
ソフトバンクの株価は、5月18日に付けた安値2470円から5日終値の2805円まで13.5%上昇。一方、同期間にドコモは6.2%下落、KDDIも11.8%下落と、ここ1カ月半でみれば明暗を分けている。
会社全体の収益構造や財務内容に差があるため株価収益率(PER)での比較は困難だが、市場平均(約20倍)をやや下回るドコモとKDDIに対し、ソフトバンクは31倍と大きく上回る。
6日発表された6月携帯電話契約数で、ソフトバンクの携帯電話子会社・ソフトバンクモバイルは、新規契約から解約を差し引いた純増減数で初めてトップに立った5月に続き、6月も首位をキープ。「月額基本使用料980円、午前1時から午後9時までの通話はソフトバンク携帯同士なら無料」という1月から導入したからホワイトプランや、割賦販売などの料金プランが契約を伸ばしており「勢いが株価にも表れている」(大手証券投資情報部)という。
ソフトバンクが新規契約に力を入れるのには理由がある。これまでの携帯電話会社の戦略は、販売奨励金を販売会社に払うことで携帯電話の値段を抑え消費者に買いやすくさせる一方で、その分通信費を高くして資金を回収する仕組みを取っていた。このため新規顧客を獲得しても初期段階では赤字になる構造だった。
ソフトバンクは携帯電話端末を分割払いで購入できる割賦販売方式を導入。携帯電話の料金を消費者に負担させる代わりに、基本料や通信料を低く抑えた料金プランを設定した。これにより端末販売コストをユーザーに転嫁することが可能になり、コストを気にせずに携帯電話を販売できるようになった。 続く...












