訂正:6月景気動向先行指数、1年ぶりに50%超え
[東京 6日 ロイター] 内閣府が発表した6月の景気動向指数速報は、先行指数が80.0%となり、12カ月ぶりに50%を上回った。一致指数は77.8%となり、3カ月連続で50%を上回った。遅行指数は50.0%となった。
内閣府は、景気動向一致指数の基調判断を「このところ改善」とし、前月の判断を据え置いた。一致指数のうち、鉱工業生産財出荷指数が6月に過去最高水準となった(訂正)。生産指数(鉱工業)も今年に入って最も高い水準で、先行きの生産予測指数も前月比上昇となっている。
先行指数は、2006年6月以来1年ぶりに50%を超えた。内閣府では「日経商品指数や長短金利差、株価など、市況関連の好転が改善に寄与した」と説明している。日経商品指数は3カ月連続、長短金利差は2カ月連続でプラス、東証株価指数は3カ月ぶりのプラスとなった。内閣府では先行指数について「昨年株価水準が低かった分、少し上がれば前年同期でプラスに寄与する」と説明した。
景気の強さをみるCI(コンポジット・インデックス)によると、先行指数、一致指数ともに今年春までの弱含みの動きから底打ちし、上昇に転じ始めた。
景気動向指数は、生産や消費、雇用、金融市場データなどを3カ月前と比較して改善したか悪化したかをプラス・マイナスで示し、採用指標のうちプラスの指標がいくつあったかの割合を示したもの。50%を超えれば景気が拡大方向にあることを示す。
*訂正:本文2段落目の「鉱工業生産財出荷指数、中小企業売上高(製造業)の2系列が6月に過去最高水準となった」を「鉱工業生産財出荷指数が6月に過去最高水準となった」に訂正します。中小企業売上高(製造業)は今景気循環における最高値でした。
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