豪中銀がインフレ予想引上げ、利上げの可能性指摘

2007年 08月 13日 11:37 JST
 
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 [シドニー 13日 ロイター] オーストラリア準備銀行(中銀)は13日、金融政策に関する四半期報告を発表し、2007年の基調インフレ率予想を従来の2.5%から3%に引き上げた。これは予想を上回る水準で目標レンジの上限。準備銀行は、物価抑制のために追加利上げが必要になる可能性があるとしている。

 07/08年度(07年7月─08年6月)経済成長率見通しについても4.5%に引き上げた。最近の金融市場の混乱による影響は過大視しておらず、世界経済の見通しは引き続き、明るいと指摘した。

 基調インフレ率は来年4─6月まで3%の見通しで、その後の12カ月は2.5─3%と予想レンジを拡大している。

 準備銀行は四半期報告のなかで「8月の政策決定や豪ドル高などの影響を考慮すれば、基調インフレ率は07年12月までの1年間に3%程度になると予想される」と述べた。

 準備銀行は先週、インフレの予想外の加速を理由に政策金利を6.5%に引き上げている。今年の基調インフレ率予想については、市場では2.75%程度に引き上げられると予想されていた。

 準備銀行のスティーブンス総裁は「基調インフレ率と消費者物価指数とも、継続的な上昇圧力が予想されるので2008年は目標レンジの上限近くになる」としている。

 総裁は国内の物価上昇圧力と金融市場の動向を注視することが重要と指摘した。特に信用収縮が米経済成長を損ない、世界経済見通しの足かせになるリスクがあると指摘。

 しかし、「現時点では世界経済全般は強い成長を示している」と述べた。

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