今日の株式見通し=横ばい、手がかり難で方向感出づらい

2007年 10月 11日 08:10 JST
 

 [東京 11日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均はほぼ横ばい。狭いレンジでの動きとなる見通しとなっている。前日の米国株式指数が高安まちまちだったのに加え、ドル円の為替も小動きとなっており、手がかり難で方向感が出づらいという。

 寄り付き前に8月の機械受注が発表されるが、「事前の予測コンセンサスから大きく上下に振れれば一時的に材料となる可能性はあるものの、相場全体を動かす力はない」(新光証券エクイティ情報部 シニアテクニカルアナリスト 三浦豊氏)との見方が出ている。

 日経平均の予想レンジは、1万7050円─1万7250円。

 前日の米国株式市場はダウとS&Pが反落した半面、ナスダックは小幅続伸した。ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)が新型機の納入延期を発表したことや、四半期決算シーズンが始まるなか、一部企業のさえない業績を受け、企業利益への懸念が高まった。

 「米国株は方向感が出ずに終わり、為替も1ドル117円台からもう一段の円安基調にならない。積極的な買い手がいない中、1万7200円─1万7300円の水準では売りが出やすい。きょうの日経平均のコアレンジは前日終値比で50円前後の小動きになるとみている」(新光証券 三浦豊氏)との声が出ている。

 きょう東証1部市場に新規上場されるソニーフィナンシャルホールディングス(8729.T: 株価, ニュース, レポート)に注目する市場関係者からは「今年最大の公開案件とあって、初値形成とその後の株価動向に期待が集まるのではないか」(東海東京調査センター シニア・マーケットアナリスト 矢野正義氏)との声が挙がった。ソニーフィナンシャルホールディングスの公開価格は、40万円。

 業種別では、堅調な商品市況を反映して非鉄などの資源株が物色されるとの予想。またバルチック海運指数が10日に初めて1万を超えて過去最高値となったことを受けて、海運関連や商社が買われるとの見方も出ている。

 
 

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