日経平均前場は小幅続伸、海運や商社が買われる

2007年 10月 11日 11:55 JST
 

 [東京 11日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は小幅続伸。1万7200円付近での小動きとなった。業種別では、バルチック海運指数の最高値更新などを受けて海運株や商社株が買われた。一方、銀行や証券などの金融関連は軟調。

 きょう東証1部に新規上場したソニーフィナンシャルホールディングス(8729.T: 株価, ニュース, レポート)の初値は公募価格40万円に対して42万円だった。売買代金が東証1部でトップとなる大商いとなり、市場では「初値が過熱しなかったため、良好な資金循環が期待できそうだ」(大手証券)との声があった。

 前場の東証1部騰落数は、値上がり735銘柄に対して、値下がり810銘柄、変わらずが158銘柄。前場の東証1部の売買代金は1兆2105億円だった。

 日経平均は総じて上値の重い展開となった。寄り付き前に発表された8月機械受注は事前の予測コンセンサスをやや下回ったものの、市場への影響は限定的。「7月の反動と考えれば、ほぼ予想の範囲内。予想を上回れば一段の上値トライもありえたが、プラス材料とはならなかった。ただ、マイナス材料ともいえず、イベント通過で動きやすくなったともいえる」(大和証券SMBCエクイティマーケティング部部長 高橋和宏氏)との見方が出た。

 東洋証券・情報部長の大塚竜太氏は「決算待ちの投資家が多くなり市場のエネルギーが低下している。輸出関連株にとってドルは117円台と悪くないが、米景気への不安があり手を出しにくい状況」と述べた。

 個別銘柄では新和海運(9110.T: 株価, ニュース, レポート)などの海運株や、丸紅(8002.T: 株価, ニュース, レポート)などの商社の上昇が目立った。ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)もしっかり。

 ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などのハイテク株、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)などの銀行株は軟調だった。

 
 
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