米ハイテク株、百度公司急落でバブル崩壊の懸念
[サンフランシスコ 11日 ロイター] 11日の米国株式市場で、中国ネット検索大手の百度公司(BIDU.O: 株価, 企業情報, レポート)が大幅下落したことを受けて、ハイテク株の最近の上昇基調が突然終わりを告げるのではとの懸念が高まっている。
JPモルガンはこの日、顧客向けのリサーチノートで、百度公司の第3・四半期の収入が市場予想の範囲内になるが、JPモルガンの従来予想をやや下回るとの見通しを示した。これを受けて、百度公司の株価は10%の大幅安となった。最近値を上げていたアップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)やカナダの携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(RIM)RIMM.0なども売られた。
シカゴのオンライン証券会社シンクオアスイムのオプション・ストラテジスト、ティム・ビッガム氏は「われわれは、百度公司やアップル、RIMなど最も良好なパフォーマンスを示している銘柄で典型的なバブルが崩壊するところを目にしている」と指摘。「これは、2000年終盤から2001年初頭にかけてのドット・コム・バブルの絶頂期にみられた現象の小規模バージョンだ」と語った。
JPモルガンのアナリスト、ディック・ウェイ氏は、百度公司の第3・四半期の収入が約6570万ドルとなり、同氏の従来予想6790万ドルをやや下回ると予想している。また、調整済み1株利益は同氏の従来予想通りの0.68ドルになるとし、百度公司株の短期的な下落は、買い場になるとの見方を示した。
多くのハイテク銘柄は今年に入って急騰しており、アップルの株価は年初来2倍近くに上昇している。百度公司も約200%の上昇となっている。
ミラー・タバックの株式ストラテジスト、ピーター・ブックバー氏は「JPモルガンが百度公司の収入見通しを引き下げたことが、相場の主な下げ要因となった」と指摘した。
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