来週の日経平均は波乱含み、海外要因と為替に振れやすい
[東京 16日 ロイター] 来週の東京株式市場は、ひきつづき波乱含みとなりそうだ。22日は米国の感謝祭、23日は日本で勤労感謝の日と休日が続き、少ない営業日の中で、米株や為替の動向、またサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題で損失拡大のニュースなどが出れば、それらに振られやすい地合いが続くとみられている。
半面、国内決算のピークが過ぎ、「来週発表の国内外の経済指標は、大きく事前の予想から振れない限り、市場の材料にはならない。サブプライムローン絡みの損失報道が一巡したとの認識が広がれば、売られすぎから押し目買いが入り、来週初めにも反発する可能性はある」(大和住銀投信投資顧問 株式運用部チーフストラテジスト 門司総一郎氏)との見方もある。
来週の日経平均株価の予想レンジは、1万4800円─1万5500円。
<サブプライムソーン関連報道に警戒感>
「国内の決算はピークを越えたので、来週はサブプライムローン問題のニュースや為替動向に左右される展開となるだろう。国内株はテクニカルでみると十分に割安感があるが、海外投資家など買い手が戻ってくるか、いつ押し目買いが入るかはわからない」(国内証券投資調査部)という。
来週は米国で19日に11月住宅建設業者指数、20日に10月住宅着工件数、21日に新規失業保険申請件数などが発表される。市場関係者からは「このところ下振れが続いている住宅着工件数で10月の数字が再び弱ければ、信用不安の高まりに歯止めがかからず、相場もアク抜けしない」(国内証券)との声が出ている。
国内では21日に10月貿易統計(財務省)と9月全産業活動指数(経産省)、22日に10月スーパーマーケット売上高の発表がある。
ロイターがまとめた民間調査機関の予測では、貿易黒字(原数値)が予測中央値で前年比71.5%増加の1兆0522億円で3カ月連続の黒字増加予想となっている。輸出が堅調との見方だが、「米国向けの輸出はひとつの注目点だろうが、大きく予想を振れない限り市場の材料にはならない」(大和証券投資信託投資調査部 シニア・ストラテジスト 長野吉納氏)とみられている。 続く...















