祝日控え薄商いのなか値動きの荒い展開に=今週の米株式市場
[ニューヨーク 18日 ロイター] 19日に始まる週の米株式市場は、感謝祭の休日を控え、取引が薄くなる見通しのなか、不安定な展開となる可能性がある。また投資家は、米連邦準備理事会(FRB)によって拡充された金利・経済見通しに注目するだろう。
LPLフィナンシャル・サービシズのチーフ・マーケット・ストラテジスト、ジェフリー・クレイントップ氏は、19日の週の取引について、祝日で短縮されるほか、経済指標の発表がほとんどないため、投資家は様子見姿勢を取ると予想。「相場の材料が何になるかは判断が難しい。われわれは経済指標を待っている」と語った。
米国株式市場は22日の感謝祭は休場となり、23日は米東部時間午後1時(1800GMT、日本時間24日午前3時)までの短縮取引となることから、薄商いのなか値動きの荒い展開が見込まれている。
ラッセル・インベストメント・グループのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、アーニー・アンクリム氏は「出来高の減少で、値動きが大きくなるだろう」と指摘。ただ、「市場の長期的な方向性に対して、大きな影響を与えることはないだろう」と述べた。
12日の週の米国株式市場は上昇したが、その前の週には、ナスダック総合指数が、1日の下落率として、2001年9月11日以降最大となる水準を記録していた。
12日の週の週間上昇率はダウ工業株30種平均が1.03%、S&P総合500種指数とナスダック総合指数が0.35%だった。
FRBは20日、10月30―31日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録とともに、予測期間を延長した新たな経済見通しを発表する。この新たな経済予測により、市場はFRBの経済に対する見解や金利動向について一段と理解できるようになる見込み。
ラッセル・インベストメントのアンクリム氏は、米経済の減速によりFRBが追加利下げを実施するのか、それともインフレがより深刻なリスクなのかという点について見極める手掛かりを探るだろう、と指摘する。 続く...















